最新のカードローン情報をコラム形式でお届け。借りる前にも、借りた後にも役立つ「カードローンの嘘・ホント?!」が分かります。

カードローン会社が倒産すると借金は帳消しになる?!


意識して街中や広告を見てみると、カードローンには様々な会社があるのが分かります。かつては無数のように存在した会社も、今では様々な苦境に立たされていることが多く、大手業者や銀行の傘下に付いたカードローン会社も少なくありませんし、中には店舗をたたんでしまった業者も…。

カードローンを利用している人であれば「もしも今借りている業者が倒産してしまったら…」と想像した時、この先のお金の工面が心配になる反面、多くの人が「ついでに自分の借金もなくなるのでは?」と期待してしまうのではないでしょうか。

とはいえ、残念ながらその可能性は殆どありません。もしもカードローン業者が倒産してしまっても、その借金というのはどこか別の業者が請け負う事が予想されますので、借金が帳消しになるという事はまずないでしょう。

しかし、不況の時代こそ強いと言われている、いわゆる「金貸し屋」が、倒産に追い込まれるほどの理由は一体何でしょうか。

それにはまず「カードローン業者が利益を産む方法」を考えてみましょう。
彼らの利益の源は言うまでも無く「お客さんにお金を借りてもらう事」です。それによって発生する「利息」を利益にしています。

ところが2010年の総量規制により、お金を貸す事そのものにメスが入ってしまいました。加えてその少し前から起きていた「過払い返還訴訟」のおかげで、カードローン業界は大激震に見舞われていました。業者としては「出て行くお金ばかりで、入ってくるお金のチャンスがとても少ない」そんな状況になってしまっていたのです。

かつては多くの人にお金を貸し、栄華を極めたと言っても過言ではなかったカードローン業者が、逆にお金が入ってこない、お金を返さなくてはならない状況に追い込まれてしまったのですから、当然会社としては大赤字、中には倒産してしまう業者が出て来てしまう、という訳なのです。

近年は大手企業でも経営が立ち行かなくなるような大不況時代ですが、金貸し業界なら大盛況だろうと思われていた大手老舗のカードローン業者すら、自力での再建を断念し、会社更生手続きを申請した、というニュースが世間を騒がせたりもしました。

そんなニュースを聞くと「倒産すれば自分の借金も帳消しに…」と期待してしまいがちですが、先述したように他社が引き継ぐ可能性の方が高いのです。妙な期待をして自分が倒産してしまわないように、返済計画だけはきちんとたてておきましょう

▼▼ はじめての方なら最大30日間無利息!!選ぶならやっぱりアイフル ▼▼



このページのトップへ戻る